管理システムに接続するためのパラメータを設定する
手順
- ネットワーク接続をセットアップします。
- 方法1:SmartLoggerが4G/3G/2Gネットワークを介して管理システムに接続されている場合は、送信]をクリックします。 を選択し、モバイルデータパラメータを設定し、[
パラメータ
説明
1か月のデータ通信パッケージ SIMカードのデータ通信パッケージに基づいてこのパラメータを設定します。
ネットワークモード SIMカードのネットワークモードに基づいてこのパラメータを設定します。
APNモード デフォルトの値は[自動]です。ダイヤルアップ接続を[自動]モードに設定できない場合、このパラメータを[手動]に設定します。
認証タイプ [APNモード]を[手動]に設定した場合は、SIMカードに関連するパラメータを設定する必要があります。SIMカードのオペレータからパラメータに関する情報を取得します。
APN APNダイヤルアップ番号 APNユーザー名 APNユーザーパスワード - 方法2:SmartLoggerが有線ネットワークを介して管理システムに接続する場合は、 を選択し、有線ネットワークのパラメータを設定し、送信をクリックします。 システムを選択し、管理システムのパラメータを設定します。
パラメータ
説明
WAN/LAN/SFPポート
5つの設定をサポートしています。イーサネット1/イーサネット2/イーサネット1、イーサネット2/イーサネット2/イーサネット1、イーサネット1/イーサネット1/イーサネット1、イーサネット1/イーサネット2/イーサネット2、イーサネット1/イーサネット2/イーサネット3。
- イーサネット1/イーサネット2/イーサネット1は、SACU間のファイバーリングネットワークや、サウスバウンド設備とSACU間のFEネットワークに使用され、WAN/SFPポートがイーサネット1、LANポートがイーサネット2であることを示します。
- イーサネット2/イーサネット2/イーサネット1は、他社製設備のLANポートとの接続や、光ポートを通じたSACUのノースバウンドネットワークのために使用され、WAN/LANポートがイーサネット2、SFPポートがイーサネット1であることを示します。
- イーサネット1/イーサネット1/イーサネット1は、WAN/LAN/SFPポート間の通信に使用され、WAN/LAN/SFPポートがイーサネット1であることを示します。
- イーサネット1/イーサネット2/イーサネット2は、光ポートがCMUに直接接続されている場合にWANポートを通じたSACUのノースバウンドネットワークのために使用され、WANポートがイーサネット1、LAN/SFPポートがイーサネット2であることを示します。
- イーサネット1/イーサネット2/イーサネット3は、3つのネットワークが分離していて、複数のネットワークセグメントが構成されている場合に使用され、WANポートがイーサネット1、LANポートがイーサネット2、SFPポートがイーサネット3であることを示します。
RSTPルートノード
このパラメータは、光ポートがCMUに直接接続されている場合にWANポートを通じたSACUのノースバウンドネットワークのために、WAN/LAN/SFPポートがイーサネット1/イーサネット2/イーサネット2に設定されている場合に表示されます。このパラメータを[有効]に設定します。
注記:- このパラメータが[有効]または[無効]に設定されると、SmartLoggerが自動的に再起動します。
- このパラメータが[無効]に設定されると、通信ネットワークが不安定になる可能性があります。このパラメータを設定する際は十分に注意してください。
DHCP SmartLoggerのWANポートは、DHCPおよび自動登録を使用したIPアドレス取得がサポートされています。
注記:SmartLoggerをSUN2000アプリまたはFusionSolarアプリに接続した後、[詳細] > [設定] > [通信パラメータ] > [イーサネット]をタップしてイーサネットパラメータ設定画面に入り、[DHCP]を[有効]に設定します。
IPアドレス このパラメータをPV発電所の計画に基づいて設定します。
NOTE:IPアドレスが変更された場合は、新しいIPアドレスを使用して再度ログインします。
サブネットマスク このパラメータは、SmartLoggerが存在するLANの実際のサブネットマスクに基づいて設定します。
デフォルトゲートウェイ このパラメータは、SmartLoggerが存在するLANの実際のゲートウェイに基づいて設定します。
プライマリDNSサーバ SmartLoggerがLANに接続されている場合、このパラメータは無視できます。
SmartLoggerがパブリックネットワークに接続するとき(ホストするクラウドサーバ、電子メールサーバ、またはサードパーティのFTPサーバに接続するときなど)は、このパラメータをLANルータのIPアドレスに設定します。
セカンダリDNSサーバ 通常の場合、このパラメータは無視できます。
プライマリDNSサーバがドメイン名を解決できない場合、セカンダリDNSサーバが使用されます。
- を選択し、管理システムのパラメータを設定します。
- 方法1:SmartLoggerが暗号化されたModbus TCPプロトコルを使用してHuaweiまたはサードパーティの管理システムに接続するときは、管理システムパラメータを設定して[送信]をクリックします。
図 6-31 管理システムのパラメータを設定するパラメータ
説明
サーバ このパラメータを管理システムのIPアドレスまたはドメイン名に設定します。
ポート このパラメータを接続済みの管理システムに基づいて設定します。
アドレスモード 値は[通信アドレス]または[論理アドレス]になります。
SmartLoggerに接続されている設備の通信アドレスが一意である場合は、[通信アドレス]を選択することをお勧めします。その他の場合は、[論理アドレス]を選択する必要があります。
TLS暗号化 デフォルト値の[有効]のままにします。
NOTE:このパラメータを[無効]に設定すると、SmartLoggerと管理システム間のデータ交換が暗号化されないため、セキュリティ上のリスクが発生します。
TLSバージョン 接続されている[管理システム]に基づいて、このパラメータを設定します。TLS1.2以降のバージョンをお勧めします。
2回目のチャレンジ認証 このパラメータを接続済みの管理システムに基づいて設定します。
NOTE:このパラメータが[無効]に設定されると、2回目のチャレンジ認証の結果が確認されず、ユーザーデータが盗まれる可能性があります。このため、このパラメータの設定は慎重に行ってください。
セキュリティ証明書 オプションです。このパラメータは、証明書の有効期限が切れた場合、またはユーザーが独自の証明書を使用する必要がある場合にのみ設定します。
図 6-32 管理システム 1 のパラメータを設定するパラメータ
説明
サーバ
このパラメータに管理システム1のIPアドレスまたはドメイン名を設定します。
ポート
接続されている管理システム1に基づいて、このパラメータを設定します。
アドレスモード
[通信アドレス]および[論理アドレス]がサポートされています。SmartLoggerに接続されているデバイスの通信アドレスが一意の場合は、[通信アドレス]を選択することをお勧めします。一意でない場合は、[論理アドレス]を選択してください。
TLS暗号化
既定値の[有効]のままにします。
NOTE:このパラメータが[無効]に設定されている場合、SmartLoggerと管理システム間のデータのやりとりは暗号化されないため、セキュリティ上のリスクがあります。
TLSバージョン
接続されている管理システム1に基づいて、このパラメータを設定します。TLS1.2以降のバージョンをお勧めします。
リモートアクセス
[監視のみ]、[管理(永続的認証)]、[管理(一時的認証)]がサポートされています。残りの認証時間が0になると、自動的に監視のみのモードに切り替わります。
- 方法2:SmartLoggerが暗号化されていないModbus TCPプロトコルを使用してサードパーティの管理システムに接続するときは、Modbus TCPのパラメータを設定して[送信]をクリックします。
図 6-33 Modbus TCPパラメータを設定するパラメータ
説明
リンク設定 Modbus TCPは、サードパーティの管理システムへの接続に使用される、汎用標準プロトコルです。セキュリティ認証メカニズムが存在しないため、Modbus TCPによって送信されたデータは暗号化されません。ネットワークのセキュリティ上のリスクを軽減するために、Modbus TCPを使用してサードパーティの管理システムに接続する機能はデフォルトで無効になっています。このプロトコルは、PV発電所の運転データと制御コマンドを送信可能であるため、ユーザーデータの漏洩や、権限の制御の盗用が発生する可能性があります。このため、このプロトコルの使用は慎重に行ってください。ユーザーは、このプロトコルを使用してサードパーティの管理システム(セキュアでないプロトコル)に接続した場合に生じたあらゆる損害に対して、責任を負います。ユーザーにおいては、セキュリティ上のリスクを軽減するためにPV発電所レベルで対策を講じるか、Huawei管理システムを使用してリスクを軽減することが推奨されます。
この機能を使用するには、このパラメータを[有効(制限あり)]または[有効(制限なし)]に設定します。
- このパラメータを[有効(制限あり)]に設定した場合、SmartLoggerは最大5個のプリセットされたサードパーティの管理システムに接続できます。
- このパラメータを[有効(制限なし)]に設定した場合、SmartLoggerは、有効なIPアドレスを持つ最大5個のサードパーティの管理システムに接続できます。
クライアントN IPアドレス NOTE:Nは1、2、3、4、または5です。
[リンク設定]を[有効(制限あり)]に設定した場合、このパラメータは、サードパーティの管理システムのIPアドレスに基づいて設定します。
アドレスモード 値は[通信アドレス]または[論理アドレス]になります。
SmartLoggerに接続されている設備の通信アドレスが一意である場合は、[通信アドレス]を選択することをお勧めします。その他の場合は、[論理アドレス]を選択する必要があります。
SmartLoggerアドレス このパラメータをSmartLoggerの通信アドレスに設定します。
- 方法3:SmartLoggerがIEC104を介してサードパーティの管理システムに接続する場合は、IEC104のパラメータを設定して[送信]をクリックします。
図 6-34 IEC104パラメータを設定するタブ
パラメータ
説明
基本パラメータ リンク設定 IEC104は、サードパーティの管理システムへの接続に使用される、汎用標準プロトコルです。セキュリティ認証メカニズムが存在しないため、IEC104によって送信されたデータは暗号化されません。ネットワークのセキュリティ上のリスクを軽減するために、IEC104を使用してサードパーティの管理システムに接続する機能はデフォルトで無効になっています。このプロトコルは、PV発電所の運転データと制御コマンドを送信可能であるため、ユーザーデータの漏洩や、権限の制御の盗用が発生する可能性があります。このため、このプロトコルの使用は慎重に行ってください。ユーザーは、このプロトコルを使用してサードパーティの管理システム(セキュアでないプロトコル)に接続した場合に生じたあらゆる損害に対して、責任を負います。ユーザーにおいては、セキュリティ上のリスクを軽減するためにPV発電所レベルで対策を講じるか、Huawei管理システムを使用してリスクを軽減することが推奨されます。
この機能を使用するには、このパラメータを[有効(制限あり)]または[有効(制限なし)]に設定します。
- このパラメータが[有効(制限あり)]に設定された場合、SmartLoggerは指定されたIPアドレスの管理システムと通信します。つまり、ホワイトリストが使用されます。
- このパラメータが[有効(制限なし)]に設定された場合、SmartLoggerは[共通設定]を通じて[遠隔監視]および[遠隔計測]のセグメントと共通転送テーブルを設定します。
パブリックIPアドレス 必要に応じてこれらのパラメータを設定します。
IEC104-N NOTE:- SmartLogger V300R023C00SPC120以降のバージョンでは、IEC104-1~IEC104-10が表示されます。
- SmartLogger V300R023C00SPC120より前のバージョンでは、IEC104-1~IEC104-5が表示されます。
IEC104-N IP [リンク設定]を[有効(制限あり)]に設定した場合、このパラメータは、サードパーティの管理システムのIPアドレスに基づいて設定します。
遠隔信号デフォルト区間 必要に応じてこれらのパラメータを設定します。
NOTE:SmartLoggerからエクスポートされたIEC104設定ファイルと、設備で提供されるIEC104情報ファイルがサードパーティの管理システムで正しく構成されると、サードパーティの管理システムはIEC104プロトコルを介してSmartLoggerに接続された設備を監視できるようになります。
遠隔測定デフォルト区間 転送テーブル 共通設定 遠隔信号デフォルト区間 [リンク設定]を[有効(制限なし)]に設定した場合は、必要に応じてこれらのパラメータを設定します。
NOTE:SmartLoggerからエクスポートされたIEC104設定ファイルと、設備で提供されるIEC104情報ファイルがサードパーティの管理システムで正しく構成されると、サードパーティの管理システムはIEC104プロトコルを介してSmartLoggerに接続された設備を監視できるようになります。
遠隔測定デフォルト区間 転送テーブル SmartLoggerがIEC104を介してデータをサードパーティの管理システムにプッシュする間隔を指定するために、[IEC104 プッシュデータ期間]を設定します。[IEC104 プッシュデータ期間]を0秒に設定すると、SmartLoggerがIEC104データを送信する間隔の制限がなくなります。
を選んで、