DRMパラメータを設定する
はじめに
オーストラリアの規格により、インバータは要求応答モード(DRM)に準拠している必要があります。
モード |
SmartLoggerの対応するポート |
要件 |
備考 |
---|---|---|---|
DRM0 |
AI2–AI4 |
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N/A |
DRM5 |
DI1 |
S5がオンになると、インバータは有効電力を出力しません。 |
複数のDRMモードが同時に使用されるときは、最も厳格な要件を満たす必要があります。 |
DRM6 |
DI2 |
S6がオンになると、インバータの出力有効電力は定格電力の50%を超えません。 |
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DRM7 |
DI3 |
S7がオンになると、インバータの出力有効電力は定格電力の75%を超えず、インバータは最大無効電力を消費します。 |
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DRM8 |
DI4 |
S8がオンになると、インバータの出力有効電力が回復します。 NOTE:
インバータの出力有効電力は、SmartLogger上で設定されたパーセンテージに基づきます。 |
手順
- 設定 > 電力調整 > 有効電力制御を選択して、[有効電力の制御モード]が[制限なし]に設定されていることを確認します。設定 > 電力調整 > 無効電力制御を選択して、[無効電力の制御モード]が[出力なし]に設定されていることを確認します。設定 > 遠隔停止を選択して、[接続ポート]が[無]に設定されていることを確認します。
DRM0は[有効電力の制御モード]と共存できます。
- DRMパラメータを設定して、[送信]をクリックします。図 6-76 DRMパラメータを設定する
パラメータ
説明
接続ポート このパラメータを、DRM信号のAIポートに設定します。
起動電流範囲 AIポートの電流は設定範囲内の場合、インバータはオンになります。そうでない場合、インバータはオフになります。
パワーコントロール DRMの要件に基づいてDIパラメータを設定します。