IEC104設備パラメータを設定する
はじめに
SmartLoggerは、リレー保護や、変圧器サブステーションのような監視設備などのIEC104をサポートするサードパーティの設備に接続することができます。プロトコル情報ポイントはベンダーによって異なります。このため、サードパーティの設備に接続するには、プロトコル情報ポイントファイルを.cfg形式で構成し、そのファイルをSmartLoggerにインポートする必要があります。
サポートされる設備タイプは、IEC104デバイス1からIEC104デバイス5です。対応する構成ファイル名は、iec104_equip_custom_1.cfgからiec104_equip_custom_5.cfgになります。同じ種類の複数の設備を接続できます。
手順
- プロトコル情報ポイントファイルを[.cfg]形式で構成して、そのファイルをSmartLoggerにインポートします。図 6-58 構成をインポートする
- アクセスパラメータを設定して、[設備追加]をクリックします。図 6-59 アクセスパラメータを設定する
パラメータ
説明
設備タイプ 値は[IEC104デバイス1]から[IEC104デバイス5]になります。
インポートされた構成ファイルに基づいて値を選択します。たとえば、iec104_equip_custom_1.cfgがインポートされた場合は、[IEC104デバイス1]を選択します。
IPアドレス このパラメータをIEC104デバイスのIPアドレスに設定します。
共通のアドレス このパラメータをIEC104デバイスの共通のアドレスに設定します。
アドレス このパラメータをIEC104デバイスの通信アドレスに設定します。
- 設備の監視パラメータを設定して、[送信]をクリックします。図 6-60 設備の監視
タブ
機能
説明
運転情報 カスタム設備の運転情報を表示します。
N/A
遠隔監視 スイッチの状態などの、設備の状態を表示します。
N/A
遠隔計測 電圧などの、設備のリアルタイムのアナログデータを表示します。
N/A
遠隔制御 スイッチのオンとオフを切り替えるパラメータなどの、状態制御パラメータを設定します。
必要に応じてタブページ上でパラメータを設定します。
遠隔調整 電圧保護のパラメータなどの、アナログパラメータを設定します。
必要に応じてタブページ上でパラメータを設定します。